2012年10月18日木曜日

【Windows7】eclipseにAndroidの開発環境を構築してみた

■環境
Windows7 64bit
Eclipse 3.4
Android SDK 20.0.3

■手順
  1. Android SDKのインストール
  2. eclipseへのAndroid SDK プラグインのインストール
  3. eclipseでのAndroid SDK プラグインの設定
  4. Androidプロジェクトの作成
  5. Androidバーチャルデバイスの作成と実行
以上の5つです
1. 5. はeclipseは関係ないので注意してください
eclipseで開発するためのものを先にWindows自体にインストールします

1. Android SDKのインストール
①以下より最新版のSDKをダウンロード
http://developer.android.com/sdk/index.html

②インストーラを実行しインストール開始
特に特別な設定がいるところはないですが、以下に注意点だけ記載しておきます
JavaのSDKが必要で未インストールの場合は先にJDKのインストールが必要になるのでインストールを実施してください
110MBほどディスクの空き容量が必要になります
インストーラ形式でない場合には解凍したフォルダを適当な場所に配置すればOKです
インストールが完了したら「Android SDK Manager」を開きましょう
初回は(おそらく)未インストールのものがあると言われると思いますのでインストールしましょう
「Install 9 packages」と表示されていたので、9つのパッケージを自分はインストールしました
インストールするときはAccept Allしてしまいましょう
プロキシ設定が必要な場合はメニュー場のTools→Optionsからプロキシを設定できます

2. eclipseへのAndroid SDK ブラグインのインストール
①eclipseを開き「Help」→「Eclipse Marketplace」でマーケットプレイスのマネージャを開く

②検索にて「android」と検索する

③Android Development Tools for Eclipseが検索されるのでInstallをクリック

④規約が表示されるのでacceptしインストールを実行

⑤インストール後はeclipseを再起動する

3. eclipseでのAndroid SDK プラグインの設定
①eclipseを開き「Window」→「Preferences」→「Android」を選択
初回は警告が表示されるが気にしない
②SDK Locationを設定、さきほどインストールしたSDKのフォルダを選択する
SDKインストール時に全てデフォルトでインストールしているようであれば変更する必要はないかもしれない

4. Androidプロジェクトの作成
①プロジェクトの作成から「Other」→「Android」→「Android Application Project」を選択

②「Applicatoin Name」に「TestApps」と入力しNextを押下
Build SDK と Minimum Required SDK は対応しているAndroidのバージョンの範囲を選択することができます
今回はデフォルトのままで「Android 4.1.2 (API16)」「API 8: Android 2.2 (Froyo)」でプロジェクトを作成します

③次にアイコンを選択します。画像やクリップアート、文字列を選択できます。色やフォントも加工できます。

④Activityのモードを選択します。「Blank Activity」を選択します。「MasterDetailFlow」を選択したい場合にはMinimum Required SDKで「API11」以上を選択する必要があります。

⑤メインのActivityの名前やタイプを選択します。ここもAPI11以下なのでデフォルトのままで大丈夫です。
プロジェクトを作成する直前でSDKのバージョンが未インストールと表示される場合があるので、その場合はインストールしてしまいましょう。

⑥プロジェクトの作成が完了します

⑦プロジェクトの作成が完了するとすでにeclipse上でSDKが動作し、モックを見ることができます

5. Androidバーチャルデバイスの作成と実行
Androidバーチャルデバイスとは実機の仮想版です。実機と同様に動作させることができるので、自分のアプリの動作確認を実機なしで行うことができます

①Android SDK Managerを起動します(eclipseからでなくて大丈夫です)

②「Tools」→「Manage AVDs」を選択します

③Android Virtual Device Managerのダイログが出現しますので、Newを押下します

④仮想デバイスの必要な情報を入力します、ワタシは以下のように作成しました。参考にしてみてください。


⑤作成が完了したらダイアログを閉じて大丈夫です

では、実際にサンプル的なものを実行していきます

⑥「Run Configurations」→「Android Application」→「New」から新しい実行の構成を作成します

⑦右側のウィンドウで「Androidタブ」を選択して作成したプロジェクト名を入力または選択します

⑧「Targetタブ」を選択して先ほど作成した仮想デバイスを選択します

⑨適用したあとに実行すると仮想デバイスが立ち上がりサンプルが動作します


とりあえず以上でアンドロイドを開発できる環境は整いました。
あとはリファレンスを元にコーディングしていきましょう
リファレンス:http://developer.android.com/reference/packages.html

■追記
  • AVDは一度起動しておけばわざわざ閉じる必要はなく再度実行すれば反映される
  • 実行しても反映されない場合には一度プロジェクトをクリーンして再度実行すると反映される場合がある

■追記2 20140413
  • AVDのインストールは最近だとzipを配布して展開するだけになっていたのでインストール方法の部分を修正しました

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