2013年11月14日木曜日

Jenkinsからメモ帳を開く方法

■概要
Jenkinsのビルドでnotepad.exe等を指定するとバックグランドでメモ帳が開かれて見ることができません
今回はJenkinsがバッググラウンドで開いたnotepad.exeを見る方法を紹介します

■環境
Windows7 64bit
Jenkins 1.538

■設定方法
1. スタート -> すべてのプログラム -> 管理ツール -> サービスからJenkinsサービスのプロパティを開く
(ローカルコンピュータ)Jenkinsのプロパティダイアログが表示されます
ログオンタブを開いてローカルシステムアカウントの「デスクトップとの対話サービスに許可」をONにします
以下のようにしてください

2. Jenkinsを再起動します
先ほどの管理ツールから「サービスの再起動」を実施すればOKです

3. メモ帳を開くビルドの作成
適当に作成します
ポイントとしては「Windowsバッチコマンドの実行」ビルドを以下のように設定します

作成できたらそのままビルドを実行します

4. 対話型サービスの検出からメッセージを表示する
ビルドを実行するとタスクバーに「対話型サービスの検出」というタスクが出現します
ここで「メッセージの表示」をクリックします

5. バックグラウンド側の状況を確認する
するとJenkinsが実行されているバックグラウンドの状況を確認することができます
別のデスクトップが立ち上がるイメージでそこに実行したメモ帳が開かれていることが確認できると思います
※スクリーンショットが取れなかったので実写になっています

このデスクトップ上で開かられているメモ帳を閉じるとJenkins側のジョブも終了します
ジョブはnotepad.exeが開かれている間実行され続けますので、上記画面で閉じるかtaskmgrからプロセスを強制的に停止する必要があります

いちおうこれでJenkinsからメモ帳や他のGUI系のアプリを開くことができるようになりましたが、
毎回、対話型サービスの検出を表示するとしないと表示されないので結構微妙かもしれません
他のやり方があるといいのですが。。

■参考サイト

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