2015年4月16日木曜日

CentOS 6.6 に yum でJenkins をインストールする方法

概要

専用のリポジトリを追加すればyumでインストールおよびパッケージ管理できるみたいなので試してみました
過去に紹介した記事だとTomcat+warファイル方式でやっています
yum でインストールすれば起動スクリプトも作ってくれるので便利です

環境

  • CentOS 6.6 64bit
  • Jenkins
  • Java 1.8.0_31 (OpenJDK)

インストール

リポジトリ追加

wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins.repo
rpm --import http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins-ci.org.key

で完了です
/etc/yum.repos.dにJenkins専用のリポジトリファイルを作成して検証のために公開鍵をrpmにインポートしています
インポートした鍵情報を確認した場合は

rpm -qa | grep gpg-pubkey

で表示される鍵情報のRPMに対して詳細情報を表示するオプションを付与して実行すればOKです

rpm -qli gpg-pubkey-xxxxxxxx-yyyyyy

xxxxxxxx-yyyyyy はランダムな文字列が入っているはずです

yum インストール

yum -y install jenkins

でOKです
2015/04/16 時点では1.609-1.1という最新版のJenkinsがインストールされました

インストールされたものを確認

  • JENKINS_HOME
    デフォルトでは/var/lib/jenkinsになっていました
    起動オプションで指定するだけなので変更したい場合はJenkinsの起動スクリプトを変更すればOKだと思います

  • warファイルの場所
    /usr/lib/jenkins/jenkins.war

  • Jenkinsのログ
    /var/log/jenkins/jenkins.log

  • その他一覧

インストールされた全資材を確認したい場合は-qliオプションで確認できます

rpm -qli jenkins-1.609-1.1.noarch

一応自分が確認した段階では以下の通りでした

/etc/init.d/jenkins
/etc/logrotate.d/jenkins
/etc/sysconfig/jenkins
/usr/lib/jenkins
/usr/lib/jenkins/jenkins.war
/usr/sbin/rcjenkins
/var/cache/jenkins
/var/lib/jenkins
/var/log/jenkins

動作確認

  • 起動と停止
service jenkins start
service jenkins stop

起動すると8080でLISTENします
既存のプロセス(Tomcatとか)が8080を使っている場合は停止してから実行してください
親プロセス配下に50個ほど子プロセスができるようです

java,28629 -Dcom.sun.akuma.Daemon=daemonized -Djava.awt.headless=true -DJENKINS_HOME=/var/lib/jenkins -jar /usr/lib/jenkins/jenkins.war --logfile=/var/log/jenkins/jenkins.log --webroot=/var/cache/jenkins/war --daemon--httpPo
  {java},28632
  {java},28635
  {java},28638
  ・・・
  この配下に更に50個ほどの子プロセスがあった
  • UIにアクセス

http://hostname:8080/
でJenkinsのホームにアクセスできます
デフォルトではID/PWは設定されていません

  • 自動起動設定
chkconfig jenkins on

service起動できるのでもちろんchkconfig も使うことができます

最後に

アップデートの検証までは実施していないのですがおそらくyumでupdateできると思います
できない場合はJenkinsの画面から実施する感じだと思います

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